フィギュアスケートと言えば、ジャンプに注目が集まることが多いです。

しかし、スピンもスケーターの見せどころの1つとなっています。

スピンには多くの種類があって、素人にはよくわかりません。

ここでは、フィギュアスケートのスピンの種類と点数についてご紹介します。

フィギュアスケートのスピンの種類

フィギュアスケートのスピンの種類についてみていきます。

スピンは、大きく分けると、アップライトスピン・シットスピン・キャメルスピンの3つに分けることができます。

これらの3つが基本姿勢で、それぞれには基本姿勢を応用した難易度の高いスピンがあります。

よく耳にするレイバックスピンは、アップライトを応用したスピンとなっています。

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アップライトスピンとは!種類は?

アップライトスピンとは、直立した姿勢のまま回転するスピンのことです。

回転している脚はまっすぐ伸ばして行います。

スタンドスピンと呼ばれることもあります。

演技のフィニッシュで用いられることが多いです。

どちらの脚で回転しているかでスピンの名前が変わることがあります。


アップライトスピンを応用したものには、次のようなものがあります。

スクラッチスピン・バックスクラッチスピン

スクラッチスピンは、アップライトスピンの姿勢で軸となる脚()と反対の脚を前からクロスさせるスピンのことです。

バックスクラッチスピンは、スクラッチスピンで軸となる脚がになっただけです。


トンプソン

バックスクラッチスピンとよく似ています。

バックスクラッチは左脚を前からクロスさせますが、トンプソンは左脚を後ろからクロスさせます。


I字

アップライトスピンの姿勢で、軸となる脚と反対の脚を高く持ち上げて行うスピンです。

I字のように見えることからこの名前がつきました。


他にも、クロススピンやY字、A字などがあります。

レイバックスピンもアップライトスピンの応用ですが、別に解説します。

フィギュアスケートのスピンの種類

レイバックスピンとは!種類は?

レイバックスピンとは、アップライトスピンの姿勢で上半身を後ろに反らせた状態で行うスピンです。

アップライトスピンの応用ですが、採点では別の技術要素とみなされます。


レイバックスピンスピンを応用したものには、次のようなものがあります。

ビールマンスピン

アップライトスピンの姿勢で、軸となる脚と反対の脚を頭上まで持ち上げて、ブレードを掴んだ状態で行うスピンです。

女子が行うことが多いスピンですが、一部の男子も行っています。


ヘアカッター

レイバックスピンを行っている最中に、軸となる脚と反対の脚をつかみ、頭に引き寄せて行うスピンです。

スケート靴の刃で髪の毛を切るように行うので、このような名前がついたようです。

シットスピンとは!種類は?

シットスピンとは、軸となる脚を曲げてしゃがんだ状態で、反対の脚を前にまっすぐ伸ばして行うスピンです。

尻が膝よりも低い位置になるようにします。

シットスピンに入るまでの動作でスピンの種類が変わります。

跳び上がってからシットスピンに入った場合をフライングシットスピン、跳び上がって水平姿勢になってからシットスピンに入った場合をバタフライシットスピンと言います。


キャノンボール

シットスピンの姿勢から、軸となる脚と反対の脚をつかんで水平に突き出し、膝の上に顔を近づけて行うスピンです。

大砲の形に似ていることからこの名前がつきました。


ブロークン

シットスピンの姿勢から上半身をひねって行うスピンです。

軸となる脚の膝をしっかり曲げます。


他にも、パンケーキスピンなどがあります。

キャメルスピンとは!種類は?

キャメルスピンとは、上半身を前に倒して、軸となる脚と反対の脚が腰の位置よりも高く上げて行うスピンです。

手足がきちんと伸びた状態で回るようにします。

キャメルスピンに入るまでの動作でスピンの種類が変わります。

跳び上がってからキャメルスピンに入った場合をフライングキャメルスピン、跳び上がって水平姿勢になってからキャメルスピンに入った場合をバタフライキャメルスピンと言います。


上向き

キャメルスピンの姿勢で、上半身を上向きにひねって行うスピンです。

バランスをきちんと取って、しっかりひねらないといけません。


キャッチフット

軸となる脚と反対の脚を逆側の手で持って高く上げて行うスピンです。

しっかり持ち上げると背中のラインが美しく見えます。


ドーナツ

キャメルスピンをしている最中に、体を横に倒して軸となる脚と反対の脚を逆側の手で持って行うスピンです。

ドーナツのような形になるのでこのよう名前がつきました。

フィギュアスケートのスピンの種類


こちらには、それぞれのスピンについてわかりやすく解説されている動画があります。

スピンの見分け方動画!


※わかりやすく説明するために「軸となる脚と反対の脚」という表現を使いました。

専門用語では、これをフリーレッグと言います。

フィギュアスケートのスピンの点数

フィギュアスケートのスピンの点数についてご紹介します。

スピンの点数は、ジャンプ同様に基礎点とGOE(出来栄え点)の合計で決まります。

もちろん、減点の対象となる行為があれば減点されます。

スピンの種類やレベル別に基礎点が定められています。

レベルは1~4まであります。

レベルを判定するための要件が定められています。

いくつの要件を満たしたかでレベルが決まります。

  • レベル1は要件1つ
  • レベル2は要件2つ
  • レベル3は要件3つ
  • レベル4は要件4つ


要件は次のとおりです。

・難しいバリエーション
・ジャンプにより行われる足換え
・スピンの中で足を換えずに行われるジャンプ
・足を換えずに行われる難しい姿勢変更
・スピンへの難しい入り方
・シット姿勢またはキャメル姿勢、レイバック姿勢、ビールマン姿勢での明確なエッジの変更
・足換え後の足で3 基本姿勢すべてを行う
・シット姿勢またはキャメル姿勢でのただちに続けて行う両方向のスピン
・キャメル姿勢、シット姿勢、レイバック姿勢、ビールマン姿勢での明確な回転速度の増加
・姿勢/バリエーション、足、エッジを変更せずに少なくとも8回転
・フライングスピン/フライングエントランススピンにおけるフライングエントリーの難しいバリエーション

レイバックスピンに対する追加的な特徴項目
・バックからサイドまたはその反対への1回の明確な姿勢変更.それぞれの姿勢で少なくとも2回転ずつ
・レイバックスピンからのビールマン姿勢



GOEは-5~+5までの11段階で判定されます。

GOEについても、細かくいくつかの判定要素が定められています。

次の3つを知っておくとよいです。

  • 回転速度が十分であるか?(速い方がよい)
  • 回転の軸がブレていないか?
  • バランスの取れたきれいな回転になっているか?


減点の対象となるのは、主に次のものです。

  • 転倒する
  • 回転中に軸がズレる
  • 回転が不足する
  • フリーレッグや手をつく

どれに該当するかで、点数(マイナス)が変わります。


スピンの点数については、専門家になるのなら別ですが、観戦して楽しむだけならこれで十分です。

これだけでも知っていれば、フィギュアスケートの観戦の仕方が変わってくると思います。

フィギュアスケートのスピンの点数

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