卓球の団体戦で日本代表チームがメダルを獲得しているシーンを見ることが増えてきました。

それだけ日本のレベルが上がってきたという証拠です。

シングルスではなかなかメダルまでは手が届きませんが、団体戦ではかなり期待できます。

さらに応援に力を入れたいところですが、意外と団体戦のルールを知らないことに気づかされてしまいます。

ルールを知らない人のため、ここでは卓球の団体戦のルールについてご紹介します。

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卓球の団体戦メンバーの人数

卓球の団体戦メンバーの人数についてご紹介します。

卓球の団体戦が行われる主な国際大会には、次の3つがあります。

  • オリンピック
  • ワールドカップ
  • 世界選手権

この3つの大会では、団体戦メンバーの人数は3名となります。

基本的には3名と考えておくとよいです。

ただ、高校生や中学生の大会では、人数が6名になるといった例外があります。

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オリンピック・ワールドカップ・世界選手権での団体戦に違いはある?

オリンピック・ワールドカップ・世界選手権での団体戦の違いについてご紹介します。

上でメンバーの人数は同じと説明しました。

では、どのような違いがあるのでしょうか?

それは、試合形式の違いです。


まず、団体戦の基本について解説します。

団体戦は全部で5試合が行われ、先に3勝したチームの勝利となります。

どちらかが3連勝を飾れば、残りの2試合は行われません。

このことは、3つの大会の団体戦のどれでも同じです。

ここからが違いです。

違うのは、5試合の試合形式です。

オリンピックとワールドカップは、5試合の内4試合がシングルス残りの1試合がダブルスとなっています。

一方の世界選手権戦は、5試合すべてがシングルスとなっています。

世界選手権だけが違っているのです。


ダブルスが入っている方が、いろいろな戦略を立てることができます。

それだけに、どのような戦略を立てるかで勝敗が変わることもあります。

卓球の団体戦のルール

卓球の団体戦ではABCXYZ方式が採用される

卓球の団体戦では、ABCXYZ方式という独特の方式が採用されます。

ABCXYZ方式とは、ABCのメンバーがいるチームとXYZのメンバーがいるチームの対戦の組み合わせ(5試合分)があらかじめ定められていて、最後にそれぞれのアルファベットにどの選手を入れるのかを決める方式のことです。

もちろん、どのアルファベットに誰を入れるのかはお互いのチームは知りません。


これだけでは、何のことを言っているのかがさっぱりわからない人もいると思います。

ダブルスの有無で説明の内容が異なるので、2つに分けて具体的に説明します。

オリンピック・ワールドカップの団体戦におけるABCXYZ方式

オリンピック・ワールドカップの団体戦におけるABCXYZ方式についてご紹介します。

オリンピックとワールドカップはダブルスがあります。

東京オリンピックはこちらに該当します。

卓球の団体戦のルール

対戦の組み合わせは、次のようになります。

試合 ABCチーム XYZチーム
第1試合ダブルス B選手・C選手 Y選手・Z選手
第2試合シングルス A選手 X選手
第3試合シングルス C選手 Z選手
第4試合シングルス A選手 Y選手
第5試合シングルス B選手 X選手

ABCとXYZに誰を入れるのかをそれぞれのチームが考えます。

両チームのオーダーが出れば、5試合すべての対戦カードが決定します。

オーダーをどのように組めば、自分たちが有利に試合を運べるかを考える必要があります。


以前は、第3試合がダブルスでしたが、オリンピックでは第1試合がダブルスとなります。

そのため、初戦のダブルスがかなり重要となります。

初戦に勝って勢いをつけたいですからね。

一般的には、第2試合で戦うAとXがエースとなります。

エースがシングルスを2試合行うことが多いです。

ダブルスに出場した選手は、シングルスを1試合行わなければなりません。

すべての選手が2試合を行うことになります。

ただし、対戦しない選手の組み合わせ(A・ZとC・X)があります。


基本どおりのオーダーを組むのか、あるいは相手チームの選手との相性を考えて基本とは異なるオーダーを組むのか。

それぞれのチームでいろいろ戦略を立てます。

相手がいることなので、思い通りにならないこともあります。

それが面白いところです。

戦っている選手は面白いなどとは言ってはいられませんが。

世界選手権の団体戦におけるABCXYZ方式

世界選手権の団体戦の団体戦におけるABCXYZ方式についてご紹介します。

世界選手権はダブルスがないので、すべてシングルスとなります。

卓球の団体戦のルール

対戦の組み合わせは、次のようになります。

試合 ABCチーム XYZチーム
第1試合シングルス A選手 X選手
第2試合シングルス B選手 Y選手
第3試合シングルス C選手 Z選手
第4試合シングルス A選手 Y選手
第5試合シングルス B選手 X選手

各チームには1試合しか行わない選手がいます。

今回の例ではCとZです。

逆に言うと、ABとXYは2試合ずつ行います。

普通に考えると、実力のある選手は2試合を行って、1つでも勝ち星を増やしたいですね。

そのため、ABとXYにはチームのナンバー1と2が入ります。

選手同士の相性はありますが、ダブルスがないので、それほどひねったオーダーを組むことは少ないです。

もちろん、チーム内の選手同士の実力が拮抗している場合は、相手チームの選手との相性を考えて組めば効果的です。

2人の実力が突出していれば、その強い2人に2試合を行わせた方が無難かもしれませんね。

卓球の団体戦のルール

卓球の団体戦のルールについてご紹介します。

対戦カードについて、ここまで説明してきました。

では、試合内のプレーなどに関するルールはどうなっているのでしょうか?

団体戦だからと言って、特殊な形式で試合を行うわけではありません。

それぞれの試合は、普通のシングルスとダブルスです。

そのため、シングルスとダブルスのルールが適用されます。

卓球の団体戦のルール

ただし、団体戦のみに適用されるルールがあります。

それは声を出すことです。

プレーをしている選手の声ではありません。

プレー中の選手の掛け声は認められています。

もちろん、審判への暴言などはNGですが。


ここでの声を出すとは、プレーしていない選手などの声のことです。

次に試合を行わない選手は、現在戦っている選手を応援することが多いです。

団体戦では、試合中にアドバイスすることを禁じています。

もしアドバイスをしていると取られてしまうと、退場させられてしまうことがあります。

そのため、応援している時は大きな声を出さないようにしなければならないのです。

実際にアドバイスしていなくても退場させられた例はあります。

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