毎年多くの人が、夜明け前から初日の出を拝むために出掛けています。
今や日本人の風習の1つと言ってもよいでしょう。
ここでは、初日の出の意味と由来についてご紹介します。
元日の朝に地平線や水平線から昇ってくる太陽のことを初日の出と言います。
どうして、日本人は初日の出を拝みに行くのでしょうか?
年が明けると、年神様は1年の幸福をもたらすために、初日の出とともに降臨すると信じられてきました。
年神様とは、新年の神様のことで、歳徳神や正月様とも呼ばれます。
人々は1年の幸せや健康を祈願して初日の出を拝みます。
それは、年神様を拝んでいるのです。
これが、初日の出を拝む由来とされています。
初日の出を拝む風習は、江戸時代に広まりました。
意外と歴史が浅いです。
わざわざ遠くまで出掛けて初日の出を拝みに行くようになったのは、明治時代以降だと言われています。
年神様を拝むことは大切なことです。
しかし、日の出は太陽が神々しい光を放って昇ってくるので、非常に神秘的で、何とも言えないような感動を味わうこともできます。
初日の出ともなると、その感動は倍増することでしょう。
この感動を味わうために、初日の出を拝みに行くのもよいです。
心が洗われて新たな気持ちでその1年を頑張ることができます。
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