「おじゃMAP!!」(2016年10月5日?放送)で、“大井川鉄道(正しくは、大井川鐡道)”の特集がありました。
SMAP・香取慎吾さんとザキヤマさん、髙島政宏さん、鉄道大好き芸人のななめ45°・岡安章介さんが大井川鉄道の人気の裏側に迫りました。
かなり前の放送を元に作成した記事なので、情報が古い可能性があります。
ただ、今でもSLは走っています。
参考程度に読んでいただければ幸いです。
大井川鉄道の公式HP
大井川鉄道は、年間66万人の乗車数を誇る人気の鉄道です。
昔ながら客車で、駅弁や絶景を楽しめます。
大井川鉄道は、SLが走っていることで有名です。
SLは、静岡県の新金谷駅から千頭駅までの全長約39Kmの大井川本線で走っています。
大井川鉄道ではSLが人気
今回、みんなでSLに関するお仕事を体験することになりました。始めに、現役の運転士から指導を受けました。
最初の説明で、釜の圧力を上げるのに4時間かかることがわかりました。
SLが動く仕組みは?
SLは石炭を燃やして釜の温度を上げます。
1300℃にもなるそうです。
この熱で周りにある水が蒸発し、水蒸気が発生します。
この蒸気がシリンダーに送られ、ピストン運動を起こし、SLが動くのです。
出発までには、次のことをしなければなりません。
8:00 釜の火入れ 油さし
9:00 石炭入れ
11:52 出発
香取さんと髙島さんが、火入れに挑戦しました。
釜の火入れは、約70本のまきを入れるところから始まります。
いきなり石炭を入れても燃えないため、まずまきで火力をあげておくそうです。
釜の温度が1300℃以上に達するため、夏は部屋の温度が60℃にもなるといいます。
大変過酷な作業なのです。
まきを入れ終わると、軽油を染み込ませた布に火を付けて釜に入れます。
火が付くと、さらにまきを入れていきます。
これで火入れが完了です。
ザキヤマさんと岡安さんは、油さしに挑戦しました。
SLは、大きな車輪である6つの動輪と小さな車輪で可動しています。
これらを円滑に動かすためには、可動部分に油を注入しなければならないのです。
簡単そうに見えて、実はとてもたいへんなのです。
なぜかと言うと、油を注入するところが100箇所もあるためです。
1つでも漏らすと、熱を持ってしまって運転不能になってしまうといいます。
非常に重要な仕事なのです。
途中、ザキヤマさんにトラブルが発生しました。
かがんでの作業で、腰がグキッとなったのです。
一時的に離脱してしまいましたが、何とか油さしは終了しました。
次は、ついに石炭入れです。
200Kgの石炭を入れて、釜の温度を上げます。
前半は、香取さんと髙島さんが挑戦しました。
煙突から黒煙が出てくればOKです。
ここからは、車掌さんのお仕事を体験します。
まずは、ホームにお客さんが入って来たら、SLをバックに写真を撮ってあげるお手伝いをします。
出発前は、運転室に入って記念撮影してもよいです。
出発すると、車内アナウンスを行わなくてはなりません。
アナウンスは、3箇所の盛り上げスポットで行います。
1つ目は、出発時です。
香取さんが、アナウンスに挑戦しました。
2つ目は、タヌキの置物(38体)がたくさんあるポイントです。
ザキヤマさんが、アナウンスに挑戦しました。
まさか何の打ち合わせもなしに大学の同期に会えるとは笑笑
— しみかん (@brayuki) 2019年5月18日
大井川鉄道はいいぞ、今度は電車に乗って訪れたい pic.twitter.com/vf32Y6K7uQ
最後は、全長270mある鉄橋のポイントです。
髙島さんが、アナウンスに挑戦しました。
3人とも、見事に車内を盛り上げました。
川根温泉笹間渡駅で途中下車。大井川鉄道名物の鉄橋だ。 pic.twitter.com/XZpGrLLLKX
— 特急あらかわ (@arakawa_express) 2016年5月15日
鉄橋を渡ると、“川根温泉 ふれあいの泉”があります。
源泉かけ流しの露天風呂を堪能できる温泉です。
何と、露天風呂からSLが見えるのです。
SLからも、お風呂に入っている人が手を振っているのがわかります。
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大井川鉄道の観光・撮影地のおすすめ
上でご紹介したタヌキの置物や鉄橋のポイント以外にも、次のようなおすすめのスポットがあります。家入駅
高倉健さん主演の映画「鉄道員」の撮影場所になりました。
大井川鉄道の家入駅にて。 pic.twitter.com/WenwiLvnsE
— さとちゃん (@gonta310) 2014年10月11日
塩郷の吊り橋
この吊り橋は、民家の上を通る珍しい橋です。
SLの窓から見えます。
ここ行きたい。塩郷の吊橋。大井川鉄道、途中下車の旅! pic.twitter.com/85peCDiQmD
— むーたま (@reico0406) 2016年7月4日
出発から1時間20分で、終点の千頭駅に到着しました。
この駅には、トーマス号の仲間“パーシー”と“ヒロ”、“ラスティ”などがいます。
最後に、SLの転車に行きました。
転車とは、SLの向きを180°方向を変えることです。
転車は、転車台を使って行うのですが、向きを変えるのは手動です。
66トンの重さがあるSLを4人で押して回すことに。
しかし、4人では回すことができず、1人助っ人に入ってもらって、何とか回すことができました。
手動で回しているとは思いもしませんでした。
SL転車台「押して押して!」 大井川鉄道のフェスタ盛況
— suruga23 (@suruga23) 2016年3月13日
普段見られないSL大集合やSLの転車体験など多彩なイベントを繰り広げ、親子連れや鉄道ファンでにぎわった。|静岡新聞アットエス https://t.co/Ah0w4MBtLo pic.twitter.com/kVPYsIAAQC
最後は、大井川ふるさと弁当(1080円)を食べて、帰っていきました。
おいしそうですね。
大井川鉄道アプトラインに乗りつつ、大井川ふるさと弁当を食べる幸せ! pic.twitter.com/5EXCpAKfRt
— 駅弁マニア (@mori4141harueki) 2015年7月12日
千頭駅からは、さらに日本で唯一の電気機関車である、急勾配な山道を登るための列車に乗ることができます。
沿線には、願い事が叶うと言われている「夢の吊り橋」や秘境の「湖上駅」などがあります。
静岡県民でも意外と知らない
— Ishikobu♪(´ε` ) (@ishiko_boon) 2019年3月12日
静岡の秘境をご紹介します
『夢の吊り橋』
静岡県榛原郡川根本町の大間ダム湖にある吊り橋。秋の紅葉も綺麗で、「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊橋 10選」にも選ばれたんだって。
大井川鉄道千頭駅からバスで40分、寸又峡温泉バス停留所から徒歩で20分。まさに秘境。 pic.twitter.com/7M0wDempBg
湖上駅きた! pic.twitter.com/qnlll7qgrL
— まふぃ (@shin_maffy) 2016年9月3日