金沢には、毎年多くの人が訪れる非常に人気の高い美術館があります。
それが金沢21世紀美術館です。
ここでは、金沢21世紀美術館の見どころ・アクセス・駐車場などについてご紹介します。
金沢21世紀美術館の見どころ
金沢21世紀美術館は、国内トップクラスの入館者数を誇る美術館です。2018年には約258万もの人が訪れました。
地方にある美術館ではあり得ないような数字です。
同美術館の魅力は、世界の現代アートが身近に感じられるところです。
館内外には、9つの体験型の常設展示作品が注目されています。
半分は無料エリアなので、自由に出入りできるところが多く気軽に行って楽しめます。
レストランやショップもあります。

展覧会ゾーン:10:00~18:00(金・土曜は20:00まで)
交流ゾーン:9:00~22:00 ※各施設の開室時間はそれぞれ異なる。
時間の変更がある場合があります。公式HPでご確認ください。

展覧会ゾーン:月曜日(祝休日の場合は直後の平日)、年末年始
交流ゾーン:年末年始 ※各施設の休室日は展覧会ゾーンに準ずる。

交流ゾーンは無料。
展覧会ゾーンは有料。



金沢21世紀美術館は建物自体がアート
建築家ユニット・SANAA(サナア)による設計です。まちに開かれた公園のような美術館をコンセプトとして建築されました。
SANAAとは、妹島和世氏と西沢立衛氏によるユニットでプリツカー賞を受賞しています。
世界的に高い評価を得ています。
建物は丸い形をしており、正面がありません。
出入り口は4つもあります。
建物の愛称は“まるびぃ”です。
金沢21世紀美術館のプールはチケットが必要
スイミングプールは、金沢21世紀美術館でもっとも人気のある作品です。混雑していることが多いです。
展覧会ゾーンにあるため、有料となっています。
一見、何の変哲もないプールです。
よく見ると、プールの底を人が歩いています。
何とも不思議な作品です。
実は、プールの内部に人が入れる空間が作られているのです。
プールの内部から上を見上げると、揺らめく水面に光が差し込み、まるで本当に水中にいるかのような気持ちになります。
プールの上にいる人影を見ると、何か変な気分になります。
作者 | レアンドロ・エルリッヒ アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれ。 ユーモアな仕掛けで人間関係を解きほぐす作品を制作。 |
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金沢21世紀美術館へのアクセス

北陸自動車道金沢西ICから約20分、金沢東ICから約20分、金沢森本ICから約25分。
有料駐車場あり(322台)
利用時間:8:30~23:00(これ以外の時間は入出庫不可)
料金:はじめの30分は無料で、以後30分毎に150円。23:00~8:30の間は1,000円。

・(路線バス)JR金沢駅から「広坂・21世紀美術館」または「香林坊(アトリオ前)」で下車。
・(まちバス)JR金沢駅から「金沢21世紀美術館・兼六園(真弓坂口)」で下車。
・(城下まち金沢周遊バス)JR金沢駅から「広坂・21世紀美術館(石浦神社前)」で下車。
・(兼六園シャトル)JR金沢駅から「広坂・21世紀美術館」で下車。