伊勢神宮では、参拝する前に身を清めます。
手水舎でのお手水の作法をご存じでしょうか?
ここでは、お手水の作法についてご紹介します。
ただし、現在は新型コロナウイルスの関係で新しいマナーが登場しています。
伊勢神宮におけるお手水の作法とは?
伊勢神宮におけるお手水の作法についてご紹介します。お手水は手水舎で行います。
内宮には、御手洗場(みたらし)がありますので、こちらでも行うことができます。
神様にごあいさつする前に、身を清めなければなりません。
お手水をすることによって、手と口を清めます。
このお手水には作法があります。
しっかりと理解し、正しく行ってください。

ここから、お手水の作法について解説します。
簡単なのですぐに覚えられます。
手順は次のとおりです。
手順1
手順2
手順3
手順4
手順5
これが、基本的なお手水の作法です。
コロナ禍でのお手水の新しいマナーとは?
新型コロナウイルスの感染が問題となっている現在においては、これまでどおりにはいかなくなりました。
不特定多数の人がひしゃくを持つと、感染が拡大するおそれがあります。
ひしゃくに口をつける人もいます。
そこで、ひしゃくを使わない方法が取られるようになりました。
口をすすぐのも、唾液の飛沫が感染が心配です。
水を吐き出す行為自体をなくすように改められました。
新しいマナーは次のとおりです。
現在は、ひしゃくを使わなくても水がすくえるようになっています。
新たに設置された木枠から水が流れ落ちています。
その水を使って身を清めていきます。
まず、手を清めます。
次に、水を少しすくいます。
その水で唇を湿らせます。
間違っても、水を口の中に入れないようにします。
入れてしまうと、水を吐き出さないといけないためです。
唇を湿らせる程度にしておきます。
最後に、もう1度手を清めます。
これなら、コロナの感染リスクはかなり低く安心です。
ルールやマナーは必ず守りましょう。