初詣の参拝者数日本一で300万人以上が参拝する明治神宮。

そんな人気の高い明治神宮ですが、意外と知られていないことがたくさんあります。

ここでは、明治神宮の参拝ルートと参拝方法・作法などについてご紹介します。

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明治神宮とは?どのようにして創建された?

まず明治神宮についての基礎知識です。

明治神宮に祀られているのは、明治天皇昭憲皇太后です。


1920年(大正9年)に創建されました。

敷地の広さは、東京ドーム15個分あります。

ここに広がるのは、自然の森ではなく、人工の森です。

100年前は荒れ地でした。

明治神宮の参拝ルートと参拝方法・作法

創建に関しては次のとおりです。

1915年(大正4年)に明治神宮創建が開始されました。

そこには、明治時代の経済界を牽引してきた渋沢栄一や建築界初の文化勲章を受賞した伊東忠太の姿がありました。

伊東忠太は、神社仏閣の設計の第一人者です。

平安神宮(京都府)や築地本願寺(東京都)も設計しています。


創建には、重要な問題がありました。

それは、神社なのに森がなかったということです。

神社には、必ず鎮守の森が不可欠なのです。

元々は荒れ地だったところに森を造るのは至難の業でした。


そこで、明治神宮創建プロジェクトのリーダーに任命されたのが本多静六でした。

本多は、後に公園の父と呼ばれています。

それは、日比谷公園(日本で初めての近代様式の公園)や奈良公園など有名な公園を造ってきたためです。

湯布院温泉地の発展にも関わっています。


そんな本多が人生をかけて明治神宮の森を造ったのです。

100年以上先まで計算し尽くされた森なのだそうです。

永遠に続く森を造るため、人の手を加えなくてもどんぐりから若い木が育つ広葉樹を植えることにしました。

当時総理大臣であった大隈重信の反対がありましたが、何とか説得して広葉樹の森を造ることを実現させました。


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明治神宮の参拝ルートは?

明治神宮の参拝ルートについて解説していきます。

明治神宮を参拝する人の多くが下車するのがJR原宿駅です。

駅を出たら、渋谷方面に進んでいきます。

徒歩1分ほどで第一の鳥居が見えてきます。

ここからスタートです。


第一の鳥居から、1Kmほど先にある拝殿を目指します。

まず、鳥居の前で一礼してから鳥居をくぐります。

この時に注意することがあります。

鳥居の左端から入る場合は左足から、右端から入る場合は右足から踏み出すようにします。

参道の真ん中は正中と呼ばれ、神様と対面する場所となっています。

そのため、鳥居をくぐる際は神様から遠い方の足から踏み出すようにします。

もちろん、真ん中は歩かないようにします。



第一の鳥居から5分ほどすると、左手に竹の柵に囲まれた木があります。

この木は代々生まれ変わってきたモミの木で、昔から旅人の目印となってきました。

代々この地にあった木というところから、代々木の地名の由来となったのです。


さらに参道を進んでいくと、外国人参拝者からもっとも人気のあるスポットが出てきます。

それは、積み上げられた酒樽です。

この酒樽は、全国から奉納されたもので216個あります。


神社ではよく見かけますが、明治神宮ではひと味違います。

酒樽の向かいには、神社では珍しいワインが奉納されています。

ワインが奉納されたのは、積極的に西洋文化を取り入れた明治天皇が関係していると言われています。

フランス・ブルゴーニュの生産者から2006年に奉納されたのが始まりなのだそうです。



次に出てくるのは、第二の鳥居です。

高さ12m、柱の直径1.2mの鳥居で、木造の明神鳥居では日本一です。

檜でできています。

昭和50年に創建されました。


驚くのは、この大木の調達方法だと言います。

この木は、台湾の丹大山(たんだいさん)というところから切り出されたものです。

このように大きな木が日本にはなかったので、台湾から調達しました。

非常に大きな木だったので、その木を運ぶトラックの車道を造るだけでも1年かかったそうです。



この鳥居をくぐって、突き当たりには曲がり角があります。

ここは縁起がよい曲がり角と言われています。

実はこの曲がり角は直角ではなく、88度になっています。

これは、末広がりの八を重ねて、験を担いだのではないかと言われています。


この曲がり角を曲がると、第三の鳥居が見えてきます。

この鳥居を抜けると、すぐそこに拝殿があります。



石畳を進んでいくと、南神門(みなみしんもん)があります。

南神門の金具をよく見ると、ハート型になっています。

実は、この形には神社にとって大切な意味が込められているというのです。

これは猪目(いのめ)と言って、イノシシの目を意味しています。

この猪目は、火除けや魔除けに使われていました。

イノシシの目の形になっているのは、イノシシは山火事が起こると一目散に逃げる動物だからです。

火事にならないようにとの願いが込められているのです。

そのため、縁結びによいという意味はないようです。



その先にあるのが、多くの参拝者が訪れる拝殿です。


明治神宮の参拝方法・作法

拝殿でお参りする前に、手水舎で身を清めます。


※明治神宮では、「お手水の作法」の手順1~4までOKです。

ひしゃくは洗わなくてもよいです。



いよいよ拝殿での参拝です。

次のものは神職の作法です。

  1. 15度のお辞儀1回
  2. 3歩進む
  3. 45度のお辞儀1回
  4. 二拝(90度のお辞儀2回)
  5. 二拍手(右手を下にずらして)
  6. 感謝の気持ち・お願い事など
  7. 一拝(90度のお辞儀1回)
  8. 45度のお辞儀1回
  9. 3歩下がる
  10. 15度のお辞儀1回

ここまではしなくてもよいですが、二拝二拍手一拝でお参りするようにします。



参拝後は、拝殿の右横にある絵馬の奉納場所で祈願文を書くとよいです。

誓いの言葉や願い事を書きます。

すると、これがご神前にお供えされます。

これにより、願い事を神様に直接届けてもらうことができます。

お供えする金額は決まっていないため、気軽にお願い事をすることができます。

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