田原俊彦とジャニー社長の意外なエピソードが、明らかになりました。
田原が、以前にジャニー社長を怒らせてしまったことがあるといいます。
それは、ビッグ発言や独立のことが原因ではないそうです。
一体、田原はジャニー社長に何をしたというのでしょうか?
田原とジャニー社長の付き合いは、田原が高校1年の夏にジャニーズ事務所を訪れたのが始まりのようです。
「ああ、この人がジャニーさんなんだ。会えた、やっと、ジャニーさんに会えた!」と、無邪気に大喜びするトシちゃん。なんだかジャニーさんのファンのようである。早速ジャニーさんに気に入ってもらえたのか、「じゃあ、来週からレッスンがあるから」と、研修生としてトシちゃんのキャリアがスタートした。
当時、ジャニーズJr.のさらに下にあたる存在の研修生は、レッスン後にジャニーさんと一緒にご飯を食べて、ゲーセンによく行ったそうだ。
(中間削除)
スケート場やバッティングセンターにもよく行ったらしい。当時のジャニーさんはまだ40代なのに、すでに孫を可愛がるダメなおじいちゃんみたいだ。そんなジャニーさんの行動について、<僕らと一緒に遊ぶことで、研修生にスターとしてのエンターテインメント性を身につけて欲しいという狙いがあったのかもしれない>とトシちゃんは分析している。
<一見、ただ子どもたちと遊んでいるだけに見えるが、実は遊びを通して、子どもたちを観察していたように思えてならない>
<将来スターになるだろうという輝く原石を探すんだという気持ちや、こいつらを絶対にスターとして当ててやるぞという、ジャニーさんなりの思惑と意気込みがあったと思う>
(サイゾーウーマンより引用)
この時から、ジャニー社長は少し変わっていたようです。
少しではないかもしれませんが。
ジャニー社長は、直感や感性を重要視していますね。
これがズバズバ当たるのですから、本当に只者ではありません。
ジャニー社長がいるから、ジャニーズ事務所が成功したと言っても過言ではありません。
当時は、マッチやニッキ、ヒガシらもいたそうです。
後のスターばかりですね。
一見変わり者に見えるジャニー社長ですが、見るべきところはきっちりと見て、スターとしての適正を判断していたのかもしれませんね。
本当にすごい人だと思います。
ここからが、田原がジャニー社長を怒らせてしまったエピソードです。
トシちゃんが初めてジャニーさんに褒められたのは、デビュー4~5年目のことだという。
「ユー、良かったよ、今日は」
「今まで見たステージの中で、また、いろいろなタレントを育ててきた中で、ユーは最高のパフォーマンスをした」
と、ジャニーさんにうれしい言葉をかけられた。そして、その言葉はトシちゃんの胸に強く響いた――<「日本一のプロデューサーからお褒めの言葉をいただいたぞ」と、後々の自信にもつながったし、「もっといけるかもしれない」という思いにもつながっていった>。
……あれ? もしかしてトシちゃんを「ビッグ」な気持ちにさせたのって、ジャニーさんだった……なんて不安な気持ちになった。
こんなにジャニーさんを慕うトシちゃんだが、<ジャニーさんを怒らせてしまったことがある>という。それはビッグ発言のことか? 独立のことか? タクシーの車内ですかしっ屁をしたのだ。しかも、
<僕は何を思ったか、とっさにジャニーさんを犯人に仕立ててしまったのだ>
タクシーを降りた途端、「ユー、いったいどういうつもりなの? 本当にユーは腹黒い!」と烈火のごとく怒るジャニーさん。「トシは本当に人を陥れるのが上手いんだね」とまで言われてしまう。しかし、この件で<「自分は恥をかかされたけど、あの子は機転が利いて、アドリブも利く」と、その時、ジャニーさんは僕のタレント性を見抜いていたらしい>というから、屁もすかしてみるもんだ。<この話は、僕とジャニーさんとの間でずっと語り草になっている>――屁で結びついた絆、素敵だ。
(サイゾーウーマンより引用)
ジャニー社長を怒らせたのが、すかしっ屁をなすりつけたことだったとは本当に意外ですね。
怒らせたと聞けば、まずビッグ発言か独立かが思い浮かびますね。
もちろん、このこともジャニー社長を怒らせ、がっかりさせたことは間違いないと思いますが。
田原は、どうしてジャニー社長を犯人に仕立ててしまったのでしょうか?
それが、そもそも理解できませんよね。
普通、社長を犯人に仕立てるなどあり得ません。
田原は若かったので、タクシーの運転手に自分がすかしっ屁をしたことがバレるのが恥ずかしかったのでしょうか?
それでも、社長にはなすりつけないでしょうね。
タクシーを降りてからのジャニー社長のセリフは面白いですね。
ジャニー社長が怒るのも無理はありませんが、ちょっと大人気ないような気もします。
若者に“腹黒い”や“人を陥れるのが上手い”などとは、なかなか言いませんよね。
本音をそのまま言えるのも、ジャニー社長です。
この件で田原のタレント性を見抜いていたというのですから、本当に驚きです。
ジャニー社長の前では、ちょっとした振る舞いなどすべてがスターの適正テストのようなものですね。
ジャニー社長は、次なるスターの発掘のことしか頭にはないのかもしれません。
この熱意が、ジャニーズ事務所を大きくしていったのかもしれませんね。