来年3月に、AKB48が東京・国立競技場でコンサートを行うことが決定しました。
AKB48が、現在の国立競技場で最後のライブをした、アーティストになる可能性が高いのではと見られています。
これに、嵐ファンが困惑しているといいます。
一体、どうしてなのでしょうか?
それは、次のような経緯があるからです。
嵐は今年9月21日・22日に国立競技場でライブ『アラフェス 2013』を開催。当時、すでに改修は発表されており、新聞やテレビでは「国立最後のコンサート」と報じられた。同競技場は芝生を守るために年間で一組しかライブを許可しないという通例があり、常識的に考えれば最後のコンサートとなるはずだった。ライブの最中には、嵐のメンバーたちも「(自分たちは)国立で歌う最後の人になるんだね」「国立でできるのもこれが最後だよ」などとファンを盛り上げ、その感動に浸っていた。
(サイゾーより引用)
スポーツ紙でも、大きく報じられていましたので、誰もが嵐が国立での最後のアーティストだと思いました。
ライブ中には、最後ということでファンとの間に感動的なシーンも生まれました。
しかし、今回のAKB48コンサートの開催決定により、「あれは何だったのか?」ということになってしまいましたね。
嵐ファンが、困惑するのも無理はありません。
実は、嵐ファンにはもう1つ気がかりなことがあります。
それは、「アラフェス」のライブDVDが発売中止になってしまうのではないかということです。
先ほど申しましたように、このライブの中で“国立最後”という言葉が何回も登場しているからです。
このまま発売してしまうと、嵐は嘘つきということになってしまいます。
そのため、発売中止にするか、“国立最後”に関する部分をカットにするか、のどちらかで対処するのではと見られています。
ファンにとっては心配ですよね。
では、どうして「アラフェス」が“国立最後”のライブと言われるようになったのでしょうか?
そもそもこれが大きな間違いだったのです。
実際のところ、嵐がライブを開催した時点では間違いではなかったようです。
この時点では、確かに嵐が「国立最後のアーティスト」になるはずだったといいます。
しかし、AKB48が急遽、「国立最後のアーティスト」の座を奪いにきたというのです。
それには、ある裏事情があるようです。
その裏事情とは、AKBグループが東京五輪の“特需”に絡むために「国立最後のアーティスト」の肩書きが欲しかったというものです。
「AKBとタッグを組んでいる電通は、長年に渡って五輪の放送権やスポンサーシップ販売権を独占し、東京五輪の招致にも深くかかわっていた。今後の五輪関連イベントや宣伝事業なども電通の独壇場。いわば電通は、東京都や五輪関係各所とズブズブの関係にあります。AKB総合プロデューサーの秋元康氏は、それだけ巨大な力のある電通をコントロールできる数少ない存在。秋元氏は五輪ビジネスに参画する一つの手段として、AKBを東京五輪の顔として売り込もうとしている。そのイメージを印象付けるために『国立最後のアーティスト』の肩書きが欲しかったようです。実際には電通がAKB運営側の提案に乗る形で、他のアーティストが真似できないスケジュールでライブをねじ込んだ。国立サイドとしても、電通のゴリ押しでは断るわけにはいきません」(週刊誌記者)
14日に開かれた安倍晋三首相と東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳らとの夕食会でも、日本を代表するエンターテインメントの一つとしてAKBのショーが披露された。この夕食会には、東京五輪招致を支援したASEAN首脳らに感謝の意を伝える意図があった。そこにAKBが出演したということは、すでに五輪ビジネスにガッツリと食い込んでいるのは間違いなさそうである。
(サイゾーより引用)
さすが秋元氏というべきでしょうか?
ジャニーズよりオリンピックを取ったということでしょう。
電通には、それほどの力があるということでしょうか?
このご時勢に独占なんてできるのでしょうか?
1企業が思いどおりに出来るとは思えませんが。
AKB48が意識したのは、嵐ではなく、ももいろクローバーZではないかという噂もあります。
「このAKBの件は、嵐ではなく、むしろ国立競技場でのコンサートを目標に掲げているももいろクローバーZを意識したものだと、業界内ではもっぱら。ももクロは今年開催した、日産スタジアムのコンサートで“史上初女性アーティスト”の記録を樹立するはずでしたが、それを聞きつけたAKBサイドが、日本武道館で開催予定だった『選抜総選挙』の会場を、急きょ日産スタジアムに変更したことも。そのため、モノノフ(ももクロのファン)からは、『また、ももクロよりAKBが先か……』と落胆の声も。女性アイドル業界の熾烈な争いに、嵐が巻き込まれたといったところでしょう」(芸能記者)
(日刊サイゾーより引用)
日産スタジアムでコンサートを行った、“史上初女性アーティスト”の座をめぐって、AKB48とももクロがやりあったというような噂がありました。
実際のところはどうなのかはわかりませんが。
どちらにしても、アイドル業界には熾烈な争いがあるということですね。
個人的には、誰が先にコンサートを開いたのかなんて、たいして意味はなさそうですが。
嵐の話に戻ります。
客観的に考えると、国立競技場は嵐のものではありませんので、AKB48が国立競技場をいつ使おうと問題になること自体がおかしいですよね。
私はむしろ、ジャニーズ事務所側に問題があると思います。
読みが浅かったということではないでしょうか?
改築工事までかなり期間があったわけですから、嵐の後に他のアーティストが使用する可能性だってあった訳でしょう。
それなら、嵐メンバーに“国立最後”というフレーズを使わないように指示できたのではないでしょうか?
嵐がかわいそうですね。
来年7月から改築工事が行われる予定になっています。
AKB48も軽はずみに“国立最後”というフレーズは使わない方がよいかもしれませんね。
また他のアーティストがライブを行うかもしれないませんからね。
ももクロが日産スタジアムの仕返しをしたりして!