今年のNHK紅白歌合戦で司会を務める嵐・大野智と綾瀬はるかが、コント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」に出演しました。
番組内で、司会初挑戦の綾瀬が大野にある質問をし、大野がアドバイスする場面がありました。
綾瀬は、一体どのような質問をしたのでしょうか?
大野智だが、今年の紅白で嵐として連続4回目の司会を務める。そこで、綾瀬はるかが司会の心構えを知るために「どうして、いつも淡々として、自分の世界にいられるのですか?」と大野に質問したのだ。
ところが、大野は「いや、何も考えていないですよ」と答えて笑いを誘った。彼が「深く考えてもダメなので」と続けると、内村は笑いつつも「大野くんは、何か達観しているところがある」と感心している。
さらに塚地武雅(ドランクドラゴン)が「なんか、縁側に座っているように見える」とスタジオでも落ち着いている大野智の印象を表現すると、綾瀬が「おじいちゃんにしか見えない」と続けてまたしても天然ボケを見せた。
(Techinsightより引用)
綾瀬からすれば、初めての司会で不安でしょうね。
女優という職業柄、なかなか人前で司会を務めるということはありません。
緊張するなという方がおかしいです。
経験者の大野に、アドバイスを求める気持ちもわかります。
しかし、大野に「どうして、自分の世界にいられるのか?」という質問はマズイと思います。
普段の自然体の大野は、すでに自分の世界にいるからです。
少なくても、私はそのように感じています。
無意識に自分の世界にいる人に、どうしたら自分の世界にいられるのかという質問はおかしいですし、聞いても答えられないと思います。
私から言わせると、綾瀬も十分に自分の世界にいると思いますよ。
綾瀬独特の世界観を感じます。
大野の世界は、マイペースから生まれていると思います。
何事にも動じず、マイペースだからこそ、外側からはそのように見えるのだと思います。
そんな綾瀬はるかから、改めて「何も考えないんですね? 適当にというか…」と心構えを確認された大野は「それは、僕だけだから。ちゃんと考えた方がいいと思うよ」と注意。「嵐は5人だから大丈夫だけど、あなたは1人だから。そんなことは、僕にはできない」と言い聞かせたのである。
その放送の翌日、紅白まで残り4日と迫った12月27日にNHKの番組『あさイチ』に綾瀬はるかと嵐の相葉雅紀が生出演した。彼女がやはり紅白の司会について質問すると、相葉は「歌のタイトルなんか、間違わないようにしっかり言う必要がある。今から台本を読み込んで備えていますね」と答えた。その頼もしさに綾瀬は『嵐は5人いるからいいな』と思ったことだろう。
(Techinsightより引用)
いろいろと冗談ぽく言っていても、大野はきっちりとわかっています。
大野が自分の世界にいられるのは、他のメンバーがいるからだということを。
嵐には、それぞれに役割分担があります。
大野はボケ担当だと思います。
大野は自由にボケても、自分の世界にいても、必ず他のメンバーがフォローしてくれるのです。
大野は、そのことを十分にわかっているのです。
信頼関係にあるからこそ、自分の役割を果たすことができるのだと思います。
普段は頼りなさそうで、リーダーとして何もしていないと大野はよく言っていますが、あれは嘘だと思います。
実は、陰に隠れて努力するのが大野なのです。
努力しているのを人に見られるのが嫌いなようです。
嵐のメンバーは、きっとそのことを知っています。
1人で司会をしなければならない綾瀬は、大野とはまったく異なる環境にあるのです。
そういう意味では、綾瀬の方がたいへんですね。
一緒に頑張れる仲間がいると言うのは心強いです。
嵐の最大の武器は、グループの結束力です。
この最大の武器を生かして、紅白の司会を立派に行って欲しいですね。
1人でたいへんでしょうが、綾瀬の頑張りにも期待したいです。