昨年の「第64回NHK紅白歌合戦」は、平均視聴率が第1部で36.9%、第2部で44.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録し、大盛り上がりでした。
8日に放送された「ナカイの窓」では、紅白の司会者についてのトークになりました。
6度司会を務めたことがあるSMAP・中居正広が、紅白の司会者での恐怖体験について語っています。
「最初は尋常じゃなかった」と紅白司会のプレッシャーの凄まじさを語り始めた中居。五度、六度と司会を経験しても、その緊張感は変わらないという。そのため、中居は本番に備えて様々な準備をするそうだ。
中居は「全部覚えるからね、台本みたいなものは」「カンペも出るんだけど、目が悪くて」と語り、カンニングペーパーを見ることなく進行することを明かしている。また、中居は自身のセリフだけでなく、相手役となる紅組司会の部分まで、すべて頭に入れておくというのだ。それでも、生放送でかつ多数のアーティストが出演する番組だけに、進行を早めたり、引き伸ばしたりしなければならないことが、しばしばあるという。中居はこういった時間調整のためにも、工夫をしているそうだ。
中居によれば、紅白に出場する歌手全員とは、あらかじめ面接をすることになっているという。その際、中居は台本にそれぞれの歌手に関する「ひとくちメモ」を加えていくそうだ。本番で、スタッフから「引き伸ばして欲しい」と指示があると、中居はこの「ひとくちメモ」の部分を進行に加えるのである。
(livedoor NEWSより引用)
紅白は、今日本でもっとも歴史ある、重みのある歌番組ではないでしょうか?
他の歌番組では考えられないような高い視聴率を誇り、何より注目度が桁違いですね。
それ故に、多くのアーティストが紅白出場に憧れを持っています。
そのような番組の司会をすることになれば、緊張しない方がおかしいでしょうね。
緊張の度合いは、何度やっても同じだと思います。
中居については、以前から高い司会力に注目が集まっています。
ジャニーズの中でも、1、2を争う実力の持ち主です。
やはり、ただ単に司会を進行しているわけではなかったようです。
しっかりと事前の準備を行っていたのです。
中居は、台本を全部覚えるというのです。
しかも、自分のセリフだけではなく、紅組の司会のセリフまでです。
すごいの一言ですね。
本当に、中居は只者ではありません。
時間調整についても、いろいろと工夫してうまくやっているようです。
長年司会を務めてきていますので、ある種のテクニックをマスターしているのかもしれませんね。
司会者が、紅白に出場する歌手全員とはあらかじめ面接をするというのは知りませんでした。
その時に、さまざまな情報を入手し、時間調整で役立てているそうです。
普通の人には、まずできませんよね。
中居は、見えないところで努力しているのです。
それを感じさせないところが、さすがと言わざるを得ませんね。
このように万全の状態で、本番に臨んでもハプニングは起きるといいます。
ある年の紅白本番、登場する歌手の紹介を「台本どおり」行なっていた中居。しかし、中居の台詞がまだ途中だったにも関わらず、「カン、カン」と曲の始まりを告げる合図が聞こえてきたのである。目の前でスタッフが「引き伸ばして欲しい」とジェスチャーを行っていたため、中居は指示に従っていたが、制作スタッフが連携ミスをしてしまったというのである。
その後、中居が「○○さんどうぞ!」と告げた直後に演奏が始まったという。放送では事なきを得たものの、中居はその際のことを「あぶねえって! ずっとしゃべってたら重なっちゃうから。そういうのがすっげえ怖い」と語り、紅白の恐ろしさを何度も訴えていた。
(livedoor NEWSより引用)
どんな番組でもそうですが、いつどのようなハプニングが起こるのかわかりませんよね。
大きな番組になればなるほど、出演者を含めた関係者の数が多くなります。
人の数が多くなると、必然的に人為的なミスも増えます。
自分は完璧に行っていても、他の人のミスでマズイ状況に陥ることも考えられます。
だからこそ、怖いのでしょう。
部外者の私でさえも、その恐怖は伝わってきます。
紅白の司会の大変さがよくわかりました。
それ以上に、中居のすごさがわかりましたね。
冗談ばかり言ってふざけている印象が強い中居ですが、陰ではかなりの努力をしています。
中居の名司会ぶりは、努力によって生み出されていることを知った上で番組を見ると、また違った見方ができて面白いと思います。