NEWS・加藤シゲアキは、1月26日に放送されたラジオ番組「SORASHIGE BOOK」で、「ジャニーズカウントダウンコンサート2013-2014」の裏話を明かしました。
加藤はジャニーズJr.との会話の中で、疑問に思ったことがあったそうです。
それに対する加藤の発言で、ジャニーズファンが激怒する事態に発展してしまいました。
非常に人見知りな加藤ですが、先日ジェシーと会話をするも、会話がうまくできなかったそうです。
加藤はジェシーに「干支はなに?」と尋ねたのですが、逆に「干支ってなに?」と聞き返されたといいます。
確かに、これでは加藤でなくてもスムーズに会話を続けるのが難しいようですね。
社交的な人なら、うまく切り替えてジェシーぐらいの年齢が好きそうな話題に持っていくことができると思いますが、人見知りな加藤にはそのような器用さはないかもしれません。
そして、ジェシーについて語っています。
「全然(会話が)刺さらないわけよ。オレ、ジェシーとマジで会話できないなと思って。しかも、それもアメリカナイズされてるのか、ドーンとしてんだよね、アイツけっこう。(背が)デカいからかな(笑)。オレのイメージかわからないけど、なんかガンガン横とかに座ってんの。お前、普通に先輩の楽屋でイスとかに座れんな、よく! みたいな。オレは(先輩としては)なんも思わないけど、“オレだったら無理!”って思って」
と、ジェシーの堂々たる立ち居振る舞いを暴露。「別にいいのよ!」と、その行動に対して怒っているわけではないことを否定します。
(ジャニーズ研究会より引用)
これは間違いなく、時代だと思います。
昔は、先輩が絶対的で非常に怖い存在だった思います。
もちろん、今でも上下関係は厳しいと思いますが、先輩に対して怖いと感じることはあまりないのではないでしょうか?
昔怖かった先輩も今は性格が丸くなったり、比較的若い先輩についてはもともとそれほど怖くないと思います。
先輩でも、友達感覚で同じようにバカなことを言って笑える時代になったと思います。
このような環境で育ってきた後輩と、自分たちが育ってきた環境を比べること自体が間違いのような気がします。
でも、加藤のように感じる人は多いと思います。
個人的には、非常に仲がよくなった先輩なら多少のことはしてもよいと思いますが、たいして仲がよくない先輩にはきっちりとしておくべきだと思います。
いくら親しくても、先輩を敬う気持ちは忘れないようにしなければいけません。
調子に乗っていると、痛い目にあうかもしれませんからね。
ジェシーのようなことをしていると、いつか厳しい先輩の前でも同じようなことをしてガツンと言われるかもしれませんよ。
また、Jr.が言った言葉が気になった加藤が自分の思いを熱く語っています。
NEWSがKinKi Kidsの「硝子の少年」の振りをJr.の楽屋で練習する中、一人のJr.が「加藤くん、僕、青学(青山学院)なんです。中等部から青学で」と、話しかけてきたというのです。自身が近寄りがたいキャラであることを自覚している加藤は「スゲーなこいつ、オレに話しかけてきたよ!」と思いつつも、担任の先生が一緒ということでトークのやり取りができたようですが……。
「『会ったらよろしく言っといてね』とか『何学部なの?』とか話をしてるんだけど。で、その子が最後に『だから僕、ずっと加藤くんに親近感があるんです』って言ったのね。『あー頑張ってね』って言ったんだけど、ちょっと待てよと。僕がこういう性分というか、文字を書いたりするからですかね? “親近感”かと。そこにぴったりくる言葉は“親近感”なのかと。僕、6こ違うワケでしょ。20歳くらいって言ったから」
と、そのJr.が去り際に残した“親近感”という言葉に違和感を覚えた加藤。たとえば青山学院の先輩であるDragon Ash・降谷建志や、現役ジャニーズタレントとして当時異例だった有名大学進学を選んだ6歳上の嵐・櫻井翔ら にも「決して親近感はない」と、自身の考えを述べ、
「言葉は間違ってはないと思うけど、そこで『尊敬してるんです』って言わないってことは、たぶんオレ以外にちゃんと尊敬してる奴がいるんだよ。加藤くんを尊敬という位置付けにはできないんだけど“親近感”だと、たぶんアイツは思ったんだろうね。ちなみに名前わかんないんだけど、その子の。名前わかったら誰か教えてほしいんだけどさ。“何感”なんだろうって思ってんの」
と、後輩の一言が引っかかってしょうがない様子の加藤。
「なんか、それがオレには手応えがないっていうか。『あれっ親近感か……』って。オレがその子に『親近感』と言うのは多分いいと思うの。『だからオレ、親近感あるんだよね』って。たぶん先輩に『親近感』っていうフレーズがなんとなく変なんだよね。これ超みみっちい話になるから、言ってるとファンの人減っちゃうかもしれないけど(笑)。ホントに“何感か”ってことをずーっと考えてる。小説書きながら(笑)」
と、小説家として言葉を紡ぐ難しさを実感している加藤だからこそ、違和感に囚われてしまったのかもしれません。確かに先輩に対して“親近感”というのは少しなれなれしさを感じる場合もあるでしょう。
(ジャニーズ研究会より引用)
加藤が気になった名前がわからないJr.は、川島如恵留ではないかと噂されています。→ブログ村 芸能裏話・噂
概ね、加藤が語っていることに間違いはないと思います。
“親近感”という言葉は、基本的には先輩には使わないと思うからです。
先ほどのジェシーのエピソードと同じです。
後輩は、先輩に対して友達感覚のようなところがありますので、もちろん尊敬しているという気持ちもあるのですが、それ以上に親しみを感じているのだと思います。
ですから、つい本音が出てしまったのかもしれません。
そうか、単によく言葉の意味を理解せずに使ってしまったという可能性もあります。
個人的には、積極的に先輩に話しかけてきているという点では評価できると思います。
先輩をうっとうしがって、自分からは話すらしない後輩もいるかもしれません。
それを考えると、親しみを込めて話かけてきてくれるのは、1人の先輩として喜ぶべきだと思います。
これに関して、番組ブログにはコメントが殺到しているそうです。
「日本語は難しい」という声が多いようですが、「親近感の話はちょっと神経質すぎる」「少し不快だ」「器が小さすぎる」などと、加藤に対する批判的なコメントで大荒れしています。
確かに、考え過ぎだと思います。
「尊敬」という言葉を使わないのは、自分が尊敬されていないからだと思うのはどうでしょうか?
尊敬しているからといって、必ずしも全員が尊敬という言葉を使うとは限りません。
加藤は、少しマイナス思考が強いようですね。
勝手にこのように取られて、このように思われたのでは後輩がかわいそうです。
それに加藤がこのように思ってしまったら、もうこの後輩とは付き合いたくはないと考え、自分から距離をおくようになるのではないでしょうか?
これを繰り返していくと、どの後輩とも仲がよくならないですね。
加藤には深く付き合う後輩がいないと言っていましたので、もしかしたら加藤のこのような性格に問題があるのかもしれません。
加藤は後輩に対して、完璧を求めすぎではないでしょうか?
もう少し、気楽に人間と付き合えるようにした方がよいのかもしれませんね。
ただ裏を返すと、それだけ加藤が礼儀を重んじるしっかりとした人間だということではないでしょうか?