19日放送の「ナカイの窓 3時間SP」で、総勢100人にも及ぶ芸能人を相手に見事なMCぶりを見せてくれたSMAP・中居正広。
中居には、MCとしてのパワーや豊富なボキャブラリー、鋭いツッコミはありません。
では、どうして中居はMCとして確固たる地位を築けたのでしょうか?
まず考えられるのは、日本のテレビ史上もっとも成功した男性アイドルであるSMAPのリーダーという立場でありながら、まったく飾り気のない人柄だということだろう。たとえば同番組の冒頭では、大勢の芸能人を相手に自らが所属するジャニーズ事務所がいかに大きいかを吹聴していたが、その嫌味のない性格が、普通なら耳障りな発言も、すんなりと耳に入ってきて、笑えてしまう。
また、そうした性格ゆえか、共演者を選ばない中居は芸能界の特殊な派閥に属することもない。一例を挙げるまでもなく、ビッグ3と呼ばれるタモリ(68)、ビートたけし(67)、さんまとそれぞれに番組共演があるし、とんねるずやダウンタウンとも仲がいいことは広く知られている。さらに、自分の番組に呼ぶゲストも偏った事務所に頼ることもないのが中居だ。一般の視聴者から見れば当たり前のことでも、大人のしがらみだらけの芸能界では、まったく垣根の見当たらない大物というのは珍しい。
(メンズサイゾーより引用)
SMAPのメンバーでありながら、偉そうにしませんよね。
どちらかというと謙虚なタイプです。
自虐ネタで笑いをとりにいくぐらいですからね。
必要以上に飾り立てません。
本当に、嫌味のない性格が中居の持ち味ですね。
それ故、少々嫌味っぽいことを言っても、全然嫌味に聞こえません。
こうした性格は、人を周りに集めますね。
大物お笑いタレントとも、非常に仲がよく、誰とでもうまくコミュニケーションを図れます。
MCとして、もっとも重要な要素を持っていると思います。
しかし、意外なことにプライベートではあまり友達がいないといいます。
おそらく、プライベートは本当に気が合う仲間と過ごしたり、1人で自分の時間を過ごしたいのだと思います。
その気になれば、いくらでも友達は作れますが、作らないだけだと思います。
他にも、中居がMCとして大成した理由があるといいます。
大物タレントにもかかわらず、どこか質素なイメージの漂う中居。そういった印象が、スターでありながら視聴者に親近感を覚えさせる要因に違いない。さらに加えれば、共演者への気遣いといった点も、テレビを見ている人に好印象を抱かせている。たとえば、同番組ではジャニーズの後輩が出演していたが、中居は番組冒頭でしっかりと彼らに話をフリ、カットされないような心遣いを見せていた。きっと中居は、これだけの芸能人が出演している中で彼らが割って入るのは難しいと感じたのだろう。さらに同番組の深夜版では、「今日一言も喋ってない人がいる」とたんぽぽの川村エミコ(34)に発言を促し、きっちりと笑いを持っていかせるという気遣いも見せていた。
(メンズサイゾーより引用)
中居の気遣いは相当なものです。
同番組には、昔お世話になった森脇健児も出演していました。
中居は時折森脇に話を振って、森脇がおいしい思いをできるようにフォローしているようにも感じました。
このことは同番組だけではなく、他の番組でも見られました。
最近、森脇が再ブレークできたのは、中居のおかげではと勝手に思っています。
この記事には書かれていませんが、中居の陰の努力が光ります。
中居のMCの話になるといつも言っているのですが、本当に努力家です。
悪ふざけばかりしていて何も考えていないようですが、実はかなりしっかりと考えて動く、慎重なタイプだと思っています。
こつらで、中居の高い司会力の謎が明らかになっています。
MCとしての中居の魅力は、嫌味のない性格と気遣い、努力によって生み出されたのだと思います。
この気持ちを忘れなければ、今後も中居はMCとして大活躍できると思います。