先日、東京スポーツが「僕らの音楽」「新堂本兄弟」が終了すると報じました。
きくち伸氏が担当する番組で、「口パク禁止令」を発令したことが関係しているといいます。
現在、どれくらいのアーティストが口パクを行っているのでしょうか?
フジテレビは、かつて民放史上初の年間視聴率1位を獲得するなど、民放でトップを走ることもありました。
しかし、最近の不振は深刻なものとなっています。
そこで、フジテレビは、約1000人規模の人事異動を敢行することになったようです。
これに伴い、フジテレビの音楽番組班の名物ブロデューサー・きくち氏は現場を離れることになったといいます。
きくち氏と言えば、自身が担当する音楽番組で「口パク禁止令」を発令し、大きな話題になりました。
一部の芸能事務所やレコード会社が反発したそうです。
それが原因となって、きくち氏がプロデューサーを務めていた「僕らの音楽」「新堂本兄弟」が終了することになったようです。
特に、「新堂本兄弟」はKinKi Kidsの唯一の地上波レギュラー番組です。
番組が終了してしまうと、KinKi Kidsを地上波で定期的には見られなくなってしまいます。
そのため、番組を終了させないで欲しいという声が、ネット上で上がっているようです。
では、音楽業界でどれくらいの口パクが行われているのでしょうか?
以前に比べれば、口パクはかなり減ってきたといいます。
口パクはアイドル系に多かったようです。
ももいろクローバーZは、ほぼ生歌に変わってきたそうです。
モーニング娘。’14や℃-uteなどのハロプロ勢は、完全生歌のようです。
一方で、AKB48系のグループは、基本的には口パクが多いといいます。
ジャニーズなど男性アーティストはどうなのでしょうか?
「ジャニーズ系は、グループによって違うんですが、その時々で生歌と口パクを使い分けています。特に若いグループなどは、まだ踊りながら歌うということに慣れていないので、口パクをすることもあるようですね。でも、ベテラングループは絶対生歌ですよ。『27時間テレビ』のSMAPライブでは、疲労もあってかあまりにも“リアル過ぎる生歌”を披露してましたね」
口パクを採用する大きな理由としては、やはり“踊りながらでは歌が安定しない”ということが大きいようだ。その点で、EXILEはパフォーマーとボーカルがきっちり分けており、ボーカルはほぼ踊らずに歌うため、完全に生歌だという。
(NEWSポストセブンより引用)
ジャニーズでも、若いグループなどはまだ口パクを行っているようですね。
確かに、激しいダンスをしながら、きっちりと歌うのは難しそうです。
SMAPの「27時間テレビ」は、ひどかったですね。
あれだけ過酷な状況の中で歌っていますので、仕方がないのですが。
あの場面で口パクを使うと、おかしすぎますよね。
見た目は疲労困憊という感じなのに、歌声は元気そのもの。
どう見ても、バレバレで違和感がありまくりになってしまいます。
ベテラングループは生歌だそうですから、SMAPは普段から生歌なのでしょう。
口パクかどうかを見分ける方法があるといいます。
ハンドマイクがしっかり固定されているかどうかで、わかるというのです。
「生歌の場合、マイクをしっかり固定させないと声が乗らないので、そこをちゃんと訓練するんですよ。手元がブレブレになっている場合は、口パクの可能性が高いでしょう。あと、ヘッドセットマイクを使っている時も、実は口パクというケースが多いですね」(前出音楽ライター)
(NEWSポストセブンより引用)
なるほどと思いました。
口パクをバレないようにするための技術も必要になってきますね。
アーティストなのですから、常に生歌で勝負して欲しいですね。
緊張して音を外したり、歌詞を忘れてしまったりと、いろいろなハプニングが起こることがあります。
しかし、ファンはそれでも生歌を聞きたいですね。
ただ、生歌で下手くそな歌を聞くぐらいなら、口パクの方がいいという人もいるようで、難しい部分もあるようです。
流れから言えば、今後口パクが減っていくのではないでしょうか?